なんとなくこっちのカテゴリー。
先日の解剖について。
私が解剖を学ぶ理由は、基礎獣医学を学んでいるから。
基礎獣医学は、動物園等で必須だから。
動物が死んでしまったとき、そのコが何故死んだか、どういう風に死んだかを知らなければいけないからです。
私が以前から不思議で仕方なかったのが、かんなさまも言ってた
『いのちの大切さ』。
それなんですよ。
『いのちのたいせつさ』。
そもそもなぜそれを教えるのに解剖なのかが、ずーっと謎。
元々生物の授業自体が生態の不思議やいのちのたいせつさを目的とした授業のハズで、
そのために理科室にたっかい人体模型置いちゃったりしてるのに、
わざわざ動物の腹切ることはないんですよね。
大概、「きもちわるい」だの言われながらハラ開かれて、一体何が残るんでしょう?
私だけなのかな・・・罪悪感はガンガンに感じました。
解剖に近い形でなら、普段食べてるお肉なんかでも充分命の大切さは教えられると思うんです。
獣医大を出た方の中に、生きてるコを捌く授業は必ずサボってた人がいます(当時の獣医大って酷かったから)。
犬猫を診る獣医になりたいから、牛の直腸検査(これ牛がごっつ痛い思いします)
の授業は絶対出ない人がいます。
それでも、ちゃーんと立派な獣医として日夜いのちを守ってくれてます。
最近は、むやみな解剖は避けようみたいな声が教育機関に対して上がってますし、
実際、今授業で解剖する学校なんかほぼないですしね。
生き物を傷つけていのちのたいせつさを学ぶって、すごい酷なことだと思うんです。
からだの構造を知るには一番手っ取り早い方法だけども、
いのちのすばらしさを知るのは生きて動いてるいのちを見るのがいちばんの勉強だとおもうんですよ。
というか、その『いのちのたいせつさ』を教えるために本来ZOOや博物館があるわけなんですよね。
日本じゃ成り立たない状態だけども・・・。
外国では授業で動物園の見学実習は当たり前です。ちゃーんと単位に入ってます。
解剖なんかよりよっぽどいのちを直に感じますしね。
そろそろ日本も、『命を魅せる』ということをしっかりしたほうがいいんだよなぁ…。
テーマパークでアトラクションに乗ったり、リアルに動くつくりものの恐竜や野生動物を見て、毎回思います。
以前先生が言ってた
『命に勝るものはない』って言葉。
本当にそうだな。
あのかっこいい動きは本物にしかできないや。
どんなにリアルでも作り物じゃ迫力なんか感じない。大型肉食獣もつくりものじゃ全然怖くない。子猫ちゃんだよ。
脱線しがち。
というか今日9時過ぎまで学校にいて作業してたから疲れてアタマ回ってないんです。
ヘンな文章でスンマセンね。
わすれちゃってちょうだい。