ミッシングリングの謎を解き明かせ!
行ってきましたよ博物館。
昨日、バイト先のお食事会で酔っ払った大の男(24)を夜遅くにお家に送って疲れてる体にムチ打って
大阪市立自然史博物館まで行きました。
長居公園内にあります博物館(&植物園)。
同じく長居公園内には陸上競技場やら何やら楽しそうなブランコやらがありましたが
寄り道したい気分を抑えて博物館へ。
人少ねぇーー!!!
何!?みんなもっと興味持とうよ!歴史は日本史だけじゃないよ!一番身近な自然史大切よー!?
『自然史』と『自然誌』の両方が学べる便利な博物館、ゴキブリから恐竜まで
幅広く豆知識をご提供ですよ。身近な動物から昔の動物、大阪のくらしの歴史など、非常におもろいモンばかりです。
詳しいことは後に小出しにしていくとして、今日は、博物館で学んだとっても身近な地震のお話。
大阪には、上町層という、でっかい断層があるんです。
みなさんご存知の通り、地震ってのは断層が動いて起こったりします。
阪神淡路大震災の時は、淡路(関大行く時の駅じゃない方)の、
『野島断層』っつう断層が動いて起こった地震です。
そんな風に動くわけですが、普通断層は5千年〜7千年に一回動くと言われています。
しかーーーし!!!
上町層というこの断層、実は過去8千年動いておりません。
断層ってのは、動かない時間が長ければ長いほど、エネルギーを溜め込んでいきます。
8千年も溜め込んだ断層の威力…想像もつきませんがな。
おまけにいつ動くかわかんないときたもんだ。いつ動いてもおかしくない。
コイツが動いた場合、規模は阪神淡路大震災の20倍、死者はなんと50倍だそうです。
大阪環状線の内側が一番危ないんスね。
耐震のマンションはあくまで横揺れに対する耐震であって、
断層地震の縦揺れには弱いです。
さらに言うと、建築法か何かで、建物の4階は強度が弱くても認められるんだとか。
実際、阪神淡路大震災の時、マンションで一番死者が出たのは4階がほとんど。
私も4階だけがぺしゃんこになってる建物たくさん見ました。
怖いですね。
怖いなんてもんじゃないのに、人ってのは被害に遭わなきゃ危機感持たないモンです。
大事なもんが全部壊れて、初めて後悔するモンです。
守れるかもしれないのに、もったいないよね。ホント。